徒然日々 ー 園芸とDIYと時々ソーシャルワーク ー

日々を暮らしていて、思ったことを書いていく、時間をつぶすにはぴったりだが、まったく為にならないブログ。

子どもが「今日、幼稚園に行きたくない」と突然言い出した時、こうしました。

昨日の昨日のことですが、いつも通り子どもを幼稚園に連れて行っていました。

あれだけ幼稚園が好きだった子ども。

朝からなんだかごにょごにょ言ってました。

「休もう」と言いながら自分でポケットティッシュとハンカチを選んで元気な様子。

「いくわ」と車に乗り込みました。

いつもどおり車で移動。

あと少しで園に到着、という所まで来て「お願い、休みたい」と言い始めました。

うーん。

朝ごはんも食べたし、熱はいつもどおりでした。

朝の集いで「今日は○○くんがおやすみです」と言われるのに憧れがあるとは聞いていました。

それかなと、思いつつ、どうしようかと。

何かあったのかな。
甘えたいのかな。
気持ちのムラかな。

そして、よく言われる一回休むことを覚えたら休みグセがつくんじゃないかと懸念しました。そもそも行くと決めていることなのだから、特に体調で特記もないので、機嫌を変えて行くための画策を練った方がいいのかとも思いました。

いろいろ考えました。

結局。

お休みすることにしました。

 

お休みして何をしたかといえば、近くの公園で落ち葉で遊んで大はしゃぎ。

休みを満喫されていました。

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落ち葉での戯れ




 

その後、どうなったかといいますと、次の日

 

「今日は、行ってくるわ!」
と、のりのりで登園していきました。

 

その様子を見て、選択できたねぇ、としみじみしました。

物事を選択する時は、Aという選択肢とBという選択肢の両方が必要になってきます。最初は、登園するのが良いことと思っていましたが、子どもが休むという提案をしてきたときに、休むことを選択することを了承しました。

「登園すること」と「休むこと」を同じテーブルに乗せることで、初めて子どもが選択できると気付かされました。

不安はあります。

また休みたいと言うかもしれません。

でも、選択肢を用意するという関わりは大切だなと思いました。


いつも自分たちが当たり前と思って判断している目線で見てしまいがちですが、子どもは保護の対象ではありますが、生きる主体として受けてめていければと思いました。