残念なイベントタイトルあるある。チラシタイトルはどうやって考えたらいいのだろうか
世の中にはいろんなチラシがあります。
ありますが、こころ響くチラシに出会うのは本当に年に数回な気がします。
もともと好きなブランドや商品のチラシならぐっときます。
もともと気になっているイベントや主催団体や人物のものなら、おお!と興味を惹かれます。
でも、新しくモノやコトと関係性を作りたいなと思えるチラシはまれです。
一番重要なのはやはり、一番大きく出ているタイトルコピーではない方と思っています。そこが、ぐっと決まっていれば心はガバーって持っていかれてます。
そこで、今回は残念なイベントタイトルあるあると考えてみました。
1)専門用語ドーン!
役に立つことだから知ってほしい!と言いながら、専門用語をドーンとタイトルに出してなにそれーのパターン。知ってほしいからこそ、伝わりやすい用語を使いたいところです。
2)「○○しましょう」
と、いわれても「ふーーん」で終わってしまうパターン。伝えたい側の熱量が伝わってほしい側との温度差に気が付かないときに発生しやすいです。
3)本当にあるある。企画名そのまま
例を出した方がわかりやすいです。
例
▼明るいまちづくりへの参画
▼男性の家庭参画セミナー
▼男女共同参画セミナー 他
あるあるです。企画名はわかりやすいのですが、伝わる側が知りたいのはそれじゃないということに気が付かないと、印刷代がかかるだけです。
4)これもよくある。「社会背景表現型」
増えゆく少子高齢化
多様化する社会と増える8050問題
こういうのも、ふーん・・・で?私と同関係あるのですか?と一番伝わってほしい人に伝わりにくです。
5)私に聞かないで。疑問ぶつけタイプ
「平成をわたしたちはどう生きてきたか?」
というタイトル。これに限らず、主催者側が応えたいことにフォーカスしすぎていて、参加者側がたどり着けていないパターンです。
6)まれにある、受講者の立場を否定する度まんまん。
これも例を見た方が早いですね。
「お父さん、もっと家庭の事に目を向けてみませんか!」
「子どもに嫌われないための講座」
・・・もうタイトルで、お父さんのあり方を否定されえいますね。どういった方が参加してほしいかを考えすぎていて、主催者側のステレオタイプに発展してしまっています。
7)レッツ系
これもこれ。広告の主体が自分の好きなアーチストだったらいいのですが、そうでない倍、やや引いてしまいます。勝手にどうぞと思割れてしまいがちです。
「人権を学び合おう」
「一緒にこれからの地産地消を考えよう」
8)・・・人に言えません・・・
色々な講座がありますが、こういう感じだと参加者が選ばれますね。
と、ざと残念なイベントチラシタイトルあるあるを見てきました。
ではどんなタイトルがいいのかといいますと、基本次の4点火と思います。
①誰に参加して欲しいのか(対象はだれか)がわかりやすい。
②何に役立つのかわかりやすい
③他にはないウリはなにかがわかる
④相手の立場に立って(言葉の選択や雰囲気)
よく言われますのが、①のターゲットってだれですか?ということです。
プロはターゲットを絞り込みます。年齢、家族構成、好きなブランド、よく聞く音楽、、、そこまで人物像を作り込んで、コピーを考えたりします。
私は素人なので、そんなことはしません、できません。
それよりは、③をどんどん見つけていくことをします。
この企画やイベントの良さってなんだろうか、、と考えます。
そうすれば自然と①が見えてきたりします。
ぐっとくる言葉が見つかったら嬉しいものです。