徒然日々 ー 園芸とDIYと時々ソーシャルワーク ー

日々を暮らしていて、思ったことを書いていく、時間をつぶすにはぴったりだが、まったく為にならないブログ。

「ミス」は誰のせい???

世の中、人生、生きていればミスの1つや2つあるものです。いやいや。もっともっと数え切れないぐらいあります。

忘れたいミスもありますし、勉強になったミスもあります。

今日も、しっかりとミスしてきた私ですが、ミスってなんだろうなぁとふと思ったわけです。

買い物をしようと街まででかけたけど、財布を忘れてしまうことだってあります。

それも1つのミスです。

じゃあ、ミスって誰のせいなんだろう・・・と思ったわけです。

行き着いたのは「誰のせいでもない」というところです。

財布を忘れたのは自己責任だろ!?と突っ込む方もいらっしゃるでしょう。そうです。おっしゃるとおりです。最終的に忘れたのはその人自身です。

でもです、
財布を忘れるぐらい焦られたのかもしれません。
忘れても困らない環境で育ったのかもしれません。
忘れないためのスキルを学ばなかったのかもしれません。
周りの人が助けてくれなかったのかもしれません。

色々あるのですが、ミスをした時に何かしらの予防の手立てがあったはずです。
ミスという1つの出来事は、個人と環境の相互作用の中で行き着く1つの結果です。

それを「誰かのせい」として、落とし所を見つけるとき、その人とその周りの人の価値観が出てきます。

「ごめんごめん。私が声をかけなかったから忘れたよね」と謝る人がいるかも知れませんし、「お前がわるい!」と言い切る人もいるでしょう。

どこが悪いなんて、人の価値観次第だなと思いました。

政治家が悪いのか、政治家を選んだ国民が悪いのか、国民が育った文化が悪いのか。
無限に人の価値観によって見え方が変わってきます。

何が言いたいのかといいますと、ミスはだれのせいか?と聞かれますと、ミス自体は誰のせいでもなく1つの結果。その結果の責任の取らせ方が、まわりの価値観が出てくるということで、その場が何に重きをおいているかを知ることができる機会なので、少し観察してみると面白いかもしれませんね、という話です。