こどもにも「りゆうがあります」。
我が子は、けっこうやんちゃな方だと思います。幼稚園でお向かいに行きますとだいたい走っています。歩く昨日を忘れたみたいです。マリオでいいましたらずっとBダッシュです。立派な拳法界 正方位〜♪って感じです。
そんな子どもですが、この前幼稚園のあとに仲の良い友だちと遊んでいましたら、友達が触っている少し大きな岩を奪っていました。
友達は石をピアノに見立てて遊ぼうとしてる様子。
そこに子どもがよっていって「だめ!」と無理やり奪って石を移動させていました。
どうしたものかなと。
人が遊んでいるものと無理やり奪うということをどう伝えていいのか。
とはいえ、理由を聞いてみました。
どうしたの?
「だめなの」
どうして?
「あぶないから」
あぶない?
「触っていると怪我するかもしれない。あぶない」
なるほど。子どもは、石で遊んでいると怪我をして危ないということを心配しているとのことでした。
でも、あなたは石に触っているよ。あぶない?
「あぶなくない」
危なくないんだね。
じゃあ、あなたがブランコで遊んでいるときに、危ないって無理やりブランコを取られたらどう思う?
「いや」
いやだよね。いま友達は危なくないのに石を取られれて、嫌な思いしていると思うよ
そう伝えると、「わかったー」と言ってお友達の石を奪うのをやめました。
子どもの表面化する言動はは、確かに大人から見て危うかったり、トラブルに繋がるものは多々、本当に多々あります。
でも、今回の件は、ちゃんとその子なりの理由があるのだなということを実感したエピソードでした。
その理由がどんなに拙いものと感じていても、その子にとっては本気の理由なのかなと思いました。
この拙いかもしれないが理由をしっかり聴くといことから、話すとういうことをしてくれるようになる、そう感じた一日でした。
イライラした時はむりやけど。