徒然日々 ー 園芸とDIYと時々ソーシャルワーク ー

日々を暮らしていて、思ったことを書いていく、時間をつぶすにはぴったりだが、まったく為にならないブログ。

ネガティブなポジティブ?

おはようございます。私です。

私は自分に自信がない方です。私は自信がある!と言い切れる人は何人ぐらいいるでしょうか。世の中は自信がない人ばかりじゃないのか、そう思えるほど自信がないです。

そう、何を隠そう。自身がないことだけには自信があります。

これだけ「ない」「ない」といえるということは、それだけ自信がないことを努力して積み上げてきたからこそだと思っています。めっさ努力しています。もしかしたら努力家なのかもしれません。うっかりすると自信を持ってしまうかもしれません。

こういうことはけっこう存在するのではないかと思っています。

相談をうけますと、だいたい「ネガティブに考えてしまうんです」という言葉が出てきます。

ではどうなりたいですか?と尋ねえると、「前向きになりたいです」とか「ポジティブになりたいです」と話されることが多いです。

そこで、思うのですが、前向きになりたいなんて、なんて前向きなんでしょう。前向きになりたいと悩むこと自体は、前向きなことだと思うのです。悩みを持つこと自体が、今を変えたい、何とかしたい、という気持ちが行き場を探している力だと思うのです。

なので、悩んでいる話を耳にすると、悩みを解決してあげるなんて烏滸がましい気持ちは湧き起らず、悩むことができているその人が素敵と思ってしまうのです。悲しみを喜びたいという、シャーデンフロイデではなく、悩みを持つということ自体がその人の力だと思えて敬意に近い気持ちが染み出てくるのです。悩みを聞いている受け手側が、逆に励まされるという可逆的な状態になります。

ふと思ったのですが、自信がないないと思っている自分は、根本的に自信がない存在なのではなく、自信がないと思い込みたい自分なのではないかということです。

じゃあ、どうすればいいの?と思ったわけですが、まずは自信がないことだけは自信があるということで、ほかにも自信が持てることを良い悪い構わず探していこうと思います。

ネガティブと思えることも、それを変えたいんだなと思うところを承認していくことから始めようと思いました。

 

それでも日々は続いていく。